緊急リフォーム

屋根の頂上部にある瓦（棟瓦）が、強い地震に耐えきれずに、斜面にある瓦（桟瓦）に崩れ落ちてしまったという現象です。

一般的に住宅の屋根の頂上部は、鬼瓦を大きくして、お城のように豪華に見せようと、5枚も6枚も重い瓦が載せられています。
一方、桟瓦部分は、瓦一枚一枚に釘で留められているのではなく、屋根の両サイドと軒先のみで固定されています。屋根の中心部には、釘がほとんど打たれておらず、単に瓦を斜面に載せているだけなのです。

そのような構造の屋根瓦で住宅ができているから、予想を超える災害が来たら、ひとたまりもありません。重い頂上部の瓦が屋根に崩れ落ちると、屋根斜面に載せただけの瓦は踏ん張ることもできずに、一気に落下してしまうのです。

お問い合わせいただければ、本格的な補修工事の前に応急処置として風雨を一定期間しのぐための応急処置を施させていただきます。
台風などの強風による瓦の崩れやズレによるすき間ができ、雨漏りの原因になってしまう場合もあります。まずは応急処置で雨が入ってこないよう補修し、その後の対応をお客様とご相談いたします。

◆作業時間：1時間半
●費用：20,000円（災害応急処置費用）

※但し、本格的な工事を当社にてご依頼いただいた場合は、応急処置費用はいただきません。